熊谷五右衛門 クマヤゴウエモン
[略歴](1719-99)萩城下の豪商の酒造業熊谷家に生まれる、下関の豪商伊藤家で見習いをしながら成長した、萩藩の御用達を務め、宝暦四年以来しばしば御用金調達を命じられて上納し、かわりに年貢米売りさばきの権利を得て、藩内最大の豪商となった、寛政三年没、現存する熊谷家住宅は同人が明和五年、五十歳のとき建立したもの。 [墓]梅蔵院(地図) [旧宅](地図)