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          流星群

曹洞宗・大応寺副・松原正浩


 日に日に寒さが厳しくなってきますが、皆さん体調管理はいかがですか?

 今年はインフルエンザのみならず、新型インフルエンザまでもが猛威を振るいそうだということですので、お互いに気をつけましょう。

 先月21日前後にオリオン座流星群という流れ星が話題になりましたが、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

 私もちょうど見る機会があり、うまく見ることができました。

 日頃めったに見ることの無い流れ星を数多く見ることができたのは、大変嬉しいことでした。

 一瞬の輝きがとても神秘的なものに思え、今回の出会いをずっと忘れることは無いでしょう。

 人生というものは、数多くの一瞬を積み重ねた上に成り立っているのではないでしょうか?

 広辞苑には、一瞬とはひとまたたき、極めてわずかな間と説明されています。

 確かに、一瞬とは次から次へと来ては過ぎ去っていくものなのかもしれません。

 しかし、そのひとつひとつを大切に積み重ねていくからこそ、人生というものは素晴らしいものになるのではないかと思います。

 地球の長い歴史から見れば、人生というものは流れ星のようなものかもしれません。

 その流れ星がより明るく輝くかどうかは、私たちが一瞬一瞬をいかに一所懸命な生き方ができるかどうかではないでしょうか?



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